2024年5月28日、
江戸川区相談支援専門員等研修「第1回計画相談支援ブラッシュアップ研修」
が開催され、ソラティオの理事長おかべは、
「こんなに変わった!相談支援事業 〜令和6年度の制度改正に寄せて〜」というテーマで登壇させていただきました。
~令和6年度2024(令和6)年度の報酬改定の意味や狙いをわかりやすく説明~
今回の報酬改定では、相談支援事業の加算がたくさん盛り込まれました。
理事長おかべの力作「加算早見表」を参加者の皆さんが食い入るように見入っていたり、
グループワークで盛り上がったりしました。
ソラティオから参加した小枝ちゃんも微力ながらご協力いたしました!
加算や協働型って、重要ですよね!!
うんうん
1~2人で運営している事業所がまだまだ多いと聞きます。
だね~。少数精鋭ってこともあるけど、 事業所として持てる情報が少なかったり、行き詰まった時にフォローし合えなかったり、1~2人だと本当に大変だと思うよ。
頑張っている相談支援専門員はたくさんいますけど、燃え尽きたらご本人の暮らしを支えられないですしね。
そうなんだよ!だから協働型でお互いを支え合ったり、知恵を出し合ったり、情報を共有しあったりすることが大事なんだよね。
そういった意味で、個人商店ではなく成■石■を目指すことも必要になると思うんだ。
研修ではおかべが「個人商店と成○石○」を例にお話しさせていただきました。
個人商店には個人商店の魅力があります。
その一方で、常にあらゆる顧客のニーズと旬の情報を把握するため感覚を研ぎ澄まし、その道のプロと連携して商品を開発したり遠方から取り寄せ、満足度の高い商品を顧客に届ける成○石○のような商店は、個人商店の進化形とも言えるのではないでしょうか。
でも進化するためには、研修を行って社員のスキルを上げることはもちろん、その道のプロを自社で採用したり、外部のプロと連携したりと、時間もお金もかかります。
ですね~。成■石■には、専門のバイヤーさんもいるから、その道に詳しいプロがいますしね。私が目指しているのは、百貨店の素敵な外商さんなんですけど・・・。
顧客の元へ出向き、顧客の希望に添うことはもちろん、顧客の好みや生活、時には環境も踏まえて、実用的だったり旬を意識したものだったり、他にはない商品の提案を行うスキルってすごいですよね!
なるほど、外商さんね。
私たちも、ご利用者さんに合う福祉サービスや福祉以外のサービスなどを、外商さんのように、幅広くスマートに提案できるといいですよね!
おっ!イイね~。目指せ外商さん。目標ができたね!
今こそ、私たち相談支援専門員の業界にも変化と進化を!
協働型や加算は、意識して活用することで収入はかなり変わりますが、活用しなければ何も変わりません。
協働型や加算で事業所が少しでも潤えば、相談支援専門員を確保して育成することができるようになります。
相談支援専門員のスキルが上がれば地域で活躍することができます。
地域で活躍することで、地域の相談支援専門員の安心が担保され、地域の相談の質が上がっていきます。
事業所単独では困難な道なので、複数事業所で協働することがとっても重要なんです。
そしておかべからは、行政や基幹のバックアップもとても重要であることを説明させていただきました。
- 各事業所の収入のUP!
- 相談支援専門員の安心感UP!
- プロセスこそ官民協働力UP!
今回の報酬改定における「うま味」をたくさんお話しさせていただきましたが、何が一番心に残ったでしょうか・・・・・
みなさんも、今回の報酬改定について考えてみましょう
チャリーン!
お金の音が頭の中に響いているのは、理事長のおかべだけではないと思います。笑
協働型や加算というバックアップを得て、これからの相談支援事業が変わってゆくのではないか・・・そんな期待が湧く報酬改定でもあります。
加算の請求や協定を結ぶことは骨が折れる作業かもしれません。
ですがこれが当たり前になることで、赤字事業と言われる相談支援の世界に変化と進化が起きるのではないでしょうか。
江相連さんから、美味しいオリジナルコーヒーをいただきました。
ありがとうございました!!
たくさんの知恵と刺激をいただきました!
岡部理事長、小枝ちゃんさん、ありがとうございます。
そして研修の様子をわかりやすく掲載して下さった渡邊様にも感謝申し上げます。
私が個人的に一番心に残ったのは…
小枝ちゃんさんの「やったことが報酬という形でお金になること、そのことで「これはボランティアじゃなくて相談支援専門員の仕事なんだ」という自負につながる」というコメントです。
空中戦になりがちな「相談支援の質の向上」が、加算等の形をもってしっかり実務と地続きになります。
今回の報酬改定が有効に活用されるよう、江相連も引き続き尽力していきたいです!
溝部さま
本ブログにコメントをくださり、とても嬉しく思っております。
小枝ちゃんも、「むふふ」と怪しい笑いで嬉しさを表現しておりました。
できるだけ多くの皆さまに報酬改定の意味とうま味をご理解いただき、今以上に相談支援専門員の皆さんが活躍できるよう、ソラティオも共に尽力して参りたいと思います。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。