基幹相談支援センター

令和5年度第2回目の公開事例検討会を実施しました

2023年11月22日、荒川区障害者基幹相談支援センター(以下、基幹センター)が実施する本年度第2回目の公開事例検討会を開催いたしました。会場は支援センターアゼリアさんのお部屋をお借りして、今回も対面での実施となりました。
ファシリテーターは「おかべ理事長」、板書はソラティオ23の「かおりん」です。

今回の事例は、特別支援学校の学生さんで、知的障害があるKさんです。
環境変化が苦手なKさんのために3年間同じ先生が担任をされていますが、ほとんど学校には通えていません。
ご家族は障害に対するご理解が乏しく年齢の近いごきょうだいもおり、ご本人が接する中で辛いことがあったりすると行き場のないお気持ちをごきょうだいに爆発させてしまうこともあるようでした。

今回はKさんの卒後の支援について、学校、児童相談所、地区担当保健師等にもご参加いただき、90分かけてこれからの支援方法について検討を行いました。

事例検討では参加者全員が、ご本人はもちろんご両親やごきょうだいの気持ちに思いを馳せながら、積極的に質疑応答が行われました。
卒業後のKさんの生活含めて、ご家族のサポートについても活発に意見が出ました。

  • 大変なご苦労の中、すごく頑張ってこられたお母さまを労いながら関わることができたらいいな。
  • お母さまのことをサポートする担当者がいて、お母さまの話を聞きつつ情報提供できるといいね。
  • お母さまにKさんの障害についてもっと深く知ってもらいたいけどどうしたらいいかな。
    Kさんの上のごきょうだいがしっかりされていてお母さまの信頼も厚いから、上のごきょうだいにKさんのことを知ってもらう機会を作って、お母さまに伝えてもらうというのはどうかな。
  • 一緒に住むごきょうだいも思春期だし、自分たちの生活を大事にしてほしいな。
  • 下のごきょうだいには児童相談所が介入できるんじゃないかな。
  • Kさんご本人の気持ちを確認しながら、自分で将来を決められるように支援できたらいいよね。
  • Kさんには家以外の居場所の情報を提供したらどうかな。

上記はたくさんのご意見のほんの一部ですが、ご家族それぞれに対する皆さんの温かい想いが感じられます。

今回参加された担任の先生方は、ご本人やご家族に熱心に向き合われてきましたが、公開事例検討を通して、地域の支援者の存在や、地域とのつながりを実感されたようです。
公開事例検討が始まった頃は不安や緊張がおありだったのかもしれませんが、公開事例検討が進むにつれ笑顔で話されていたのも印象的でした。

なかむー
なかむー

学生さんを親身にサポートされている先生方がいらっしゃって、とても心強いですね。
サポートの中で困ったり行き詰まったりした時こそ、事例検討などで地域の支援者たちと意見交換を行い、チームで支援について検討できることを思い出していただけると嬉しいです。

次回は本年度最後の開催。
令和5年度第3回公開事例検討として2024年2月22日(木)に実施予定です。
ひと月ほど前になりましたら、荒川区障害者福祉課を通じて参加者を募集いたしますので、ぜひ、申込みフォームにご登録のうえご参加下さい!

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP